太田ローターアクトクラブ (太田RAC) 活動報告

2011年4月30日 緊急チャリティーイベント

[日程]2011年4月30日(土)

[時間]12:30~登録開始

[場所]高崎ビューホテル

 

講師紹介

宮地由高(みやちよしたか)

 ・菓匠 青柳 代表取締役社長

 ・桐生市ボランティア協議会 会長
 ・NPO法人わたらせライフサービス理事長

 

[プロフィール]
法政大学経済学部卒業。大学在学中は、全国ユースホステル団体連盟の代表として全国を飛び回る。現在は老舗の和菓子屋の3代目社長として6店舗を経営。桐生市ボランティア協議会、桐生ハンディキャブ友の会、NPOわたらせライフサービスなどを設立、運営し、ボランティアのネットワーク作りや、高齢者介護事業、子育て支援事業など幅広い活動をしている。その他、商店街活性化、男女共同参画社会作り、DV(ドメスティックバイオレンス:家庭内暴力)問題にも取り組み、活動中。

 

宮地さんのご好意により、イベント当日に青柳のお菓子から

上州名物からっ風カリンかりんとうまんじゅう〜」

をいただきました。

名前の通りかりんとう風のお饅頭です。焦がし蜜のほろ苦さとちょっとサクっとした絶妙な食感と餡が美味しいかったです。

ごちそうさまでした!ありがとうございますっ!

 東日本大震災が起きたことで、年次大会という祝賀モードなイベントの自粛を決めました。その後地区での話合いが重ねられ、1年以上も前から用意したこの4/30というスケジュールの貴重さ、重要性を考え、また、この日のために準備し積み上げたものをムダにしたい為にも、「緊急チャリティーイベント」ということで開催するに致しました。

 

 様々な意見や考え方があるなかで、群馬のアクトが自ら考え、出した答えです。

 

 年次大会という内容をいちど白紙にし、そこから作り上げるというまさに緊急イベントでした。

 登録部会での集計や当日の司会、会場の準備など、ある程度そのまま引き継げるものもありましたが、ひまわりプロジェクトでは種の手配や、新しい講師の用意、Tシャツやステッカーの制作など新しいイベントのための準備時間が少ない中で、とにかく行動力・瞬発力が発揮されたものだったと思います。

 

 それでも個々が責任をもって自らの役割をこなし、分担し、しっかりと盛大にイベントが執り行われたと思います。自らが背負った責任の大きさと同じだけの達成感があり、それと同じだけの成長があったと思います。自ら手をあげ、前に進み、みんなを巻き込み、最後までやりぬくという一連の経験が、アクト活動をすることで得られる大きなメリットだと思います。

 

アクトの世代(18歳-30歳)はまだまだ未熟です。完璧にこなすことはできません。でも未熟なこの積み重ねこそが最も貴重で重要で最高の活動意義だと思います。

 

東日本大震災は2840地区(群馬)もある意味被災者です。岩手・宮城・福島に比べたら幸いにも少ない被害だったかもしれません。我々もこの震災の当事者です。同じ時に同じ経験をしました。様々な考え方があるとは思いますが、アクトを通して震災に対する接し方や考え方が、よりよい方向に導くものだと信じています。

 様々な意見を交換し、行動し、発言し、語り合った結果が、この日のみんなの笑顔になったと思います。

 

 アクトという組織のあり方を考える上でも、今後も継続的に直接的にアクションを起こしていかなければならないと思います。その第一歩の記念日になったと思います。

 

 

参加ローターアクター

たくさん