2014ー2015年度クラブターゲット

「Grow up」

 

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ローターアクト

ローターアクトクラブ(RAC)とは、18~30歳(厳密には、30歳になった後の6月30日まで)の若年成人を対象に、奉仕を志向する市民と指導者を育成するため、ロータリークラブ(RC)が提唱する世界的な団体です。地域社会を基盤とするRACと、大学を基盤とするRACの2種類のRACがあり、1クラブは、少なくとも15人の創立会員でスタートすることが望まれています。「ローターアクト(RA)」の名称は、「ロータリー」(Rotary)と「行動」(Action)からきています。

ローターアクトクラブの誕生
 1960年代に入って、世界中の青少年が、共に活動できるような組織をつくろう、という機運が高まりました。1962年、国際ロータリー(RI)理事会により、まずインターアクトプログラムが宣言され、インターアクトクラブ(Interact Club、IAC)が次々と世界各地に創立していきます。しかし、インターアクターは14~18歳の高校生の年代が対象で、卒業と同時に会員資格が失効。これを継続するものとして、1968年1月に、当時のルーサー H.ホッジスRI会長により、「ローターアクト構想」が打ち出されたのでした。
 1968年、RI理事会は、初めてRACの発足を認証。世界最初のRACは、アメリカ・ノースカロライナ州ノースシャーロットRCの提唱により、1968年3月13日に結成された、ノースシャーロットRACです。

日本最初のローターアクトクラブ
 日本最初のRACは、ノースシャーロットRACと同じ1968年に創立した埼玉県の国際商科大学RAC(現川越RAC)です。当時の第357地区(埼玉県・千葉県 現在は第2570地区・埼玉県)の川越RCの提唱で、6月1日に発足。創立会員12人、例会日は、毎週金曜日でスタートしました。

ローターアクトの目的
 若い男女が、個々の能力の開発に当たって役立つ知識や技術を高め、それぞれの地域社会における物質的あるいは社会的なニーズと取り組み、「親睦と奉仕活動を通じて」全世界の人々の間に、よりよい信頼関係を推進するための機会を、提供することにあるとされています。
 この「親睦と奉仕活動を通じて」は、ローターアクターの標語であり「奉仕を通じての親睦(Fellowship Through Service)」として採択されていますし、RAのプログラムは、この標語を中心として展開されます。

ローターアクトの目標
1 専門技術、指導能力を開発すること。
2 個人の価値を認める考え方に立脚して、他人の権利 を尊重する観念を養うこと。
3 すべての有用な職業は、社会に奉仕する機会である として、その品位と価値を認識すること。
4 指導者としての資質という面でも、職業上の責務を 遂行するという面でも、道徳的基準が大切であること を認識し、実践、推進すること。
5 地域社会と世界各地のニーズ、問題、機会に対する 知識と理解を深めること。
6 地域社会に奉仕し、国際理解と全人類に対する善意 を推進するために、個人として、また団体として、活動する機会を提供すること。
 つまり、こうした目標をもって、ローターアクターは3つの開発――専門知識、指導力、奉仕プロジェクト、に努めるプログラムを編成するのです。

ローターアクトの研修
 RAが目標を達成し、プログラムを展開することを助けるために、地区レベルでは、「ローターアクト指導者研修会」が設けられ、次期RAC役員が受けます。これには会期1~2日の、指導者講習会が含まれ、地区RA委員会と協力して、地区RA代表が実施します。
 国際レベルでは、「国際大会前ローターアクト会議」が挙げられるでしょう。RIが主催し、世界各地のローターアクターとロータリアンが集まってプロジェクトのアイデアを交換したり、親睦を楽しんだりします。RAの新方針と活動の最新情報を知らせ、世界各地のRACの優れたプロジェクトは表彰されます。

ローターアクトクラブとロータリークラブ
 諸外国、特に南米では、ローターアクターからロータリアンになる比率が高いそうですが、日本でもローターアクターがロータリアンになったという例はあります。
 「RAを提唱すると、お金がかかる」「つくった後の維持が大変なのでは…」という考えが、ロータリアンにあるようです。確かに提唱RCは、RACが結成されたときに、RIへ加盟金として米貨50ドルを納めたり、地区レベルの研修会などが行われるときには、彼らの参加費用を負担しなければなりません。しかし、RAの会合に関する費用は、RA自身の責務で担われることになっており、すべてをRCが負担する義務はありません。
 今日の若い人は、明日は地域社会の指導者です。RIが唱え続けているRAの意義や、実際に素晴らしい活動を行っている、若いRAの姿を思い起こし、ローターアクトプログラムに参加してみてはいかがでしょう。

世界ローターアクト週間
 1993年、RI理事会は、RAの創立25周年を記念して、3月13日を含む1週間を、「世界ローターアクト週間(World Rotaract Week)」に指定しました。
 各RCには、地元のRACとの共同プロジェクトや、親睦活動に参加するよう、呼びかけを行っています。参加により、ロータリアンは、ローターアクターから、若いエネルギーや、新しいアイデア、労力を得ることができますし、ローターアクターは、ロータリアンから深い知識や経験を学ぶことができます。

アクトの日
「アクトの日」は、1984―85年度の、アジア第1・3ゾーン(当時、日本のすべての地区でこの2ゾーンが形成されていました)ローターアクト地区代表者会議において、RACの全国統一事業を行うことを最終目的とし、「各地区で同じ日、同じ時間に何かをやろう」として設定されました。
 これを受けて日本国内では、RACのアクトの「ク」と「ト」にちなんで、9月10日を「アクトの日」としています。「アクトの日」が平日の場合は、その日に近い日曜日に移動して行います。活動開始時間も、9時10分となっています。

 

ロータリージャパンより引用